ビジネス書読もうぜ!

ビジネス書読もうぜ!

ビジネス書とりわけ企業本と呼ばれる本中心の感想。歴史に埋もれていった本を発見する手掛かりになればこれ幸い。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ストーリーで理解する日本一わかりやすいMaaS&CASE

これは非常に分かりやすい本でした。 MaaSとは何か?CASEとは何か?の基本的な解説が初めに少しあって、その後は2020年刊行時における主にMaaSに取り組む日本企業の例がひたすら提示されています。 この手の書籍だと最初の説明が長すぎてうんざりしたり、ま…

レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか

「翼を授ける」のキャッチフレーズでお馴染みレッドブルの企業本。私はレッドブルを一度しか飲んだことがありません。エナジードリンクはどうしても無理をして働くときの飲み物としてのイメージが強く、価格も安いわけではないので、普段飲む飲料としての選…

クックパッド社員の名刺の秘密

クックパッドを題材に刊行されたビジネス書としては2番目に出版されたものとなります。 本書のタイトルにもなっている名刺にレシピを載せるという試みは面白い。クックパッドの名刺だと一目で分かりますし、興味を持った人には作ってもらえて、まさに料理フ…

シャトレーゼは、なぜ「おいしくて安い」のか

地元山梨県の企業シャトレーゼの本。 正直昔からシャトレーゼが身近にあった身としては、安かろう悪かろうの代名詞のような企業で、現在全国展開しているのが不思議でなりません。本書によると、かつては他店が500円ほどでケーキを販売している中、シャトレ…

続・こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の挫折と教訓

正確には続編ではなく、増訂・改訂版。続というタイトルから誤解した人も少なくないはず。中身を見ればわかるのですが、ネットで買ってがっかりした人もいるでしょう。元々前著が刊行していた出版社の商業界が倒産してしまい、出版社を変えて改めて刊行され…